宝篋山
宝篋山はつくば市北東部にある461mの山です。古くは三村山、小田山ば度と呼ばれていましたが、山頂に宝篋印塔が建立されてから宝篋山と呼ばれるようになりました。山頂からは360度のパノラマを楽しむことができ、周辺には小田城跡など多くの文化遺産も残っています。
タイトル
 小田休憩所へ向かう途中に要害展望所があります。絶壁の上です。崖の先端の方に進むと小田の町が展望できます。眼下には国指定史跡の小田城跡が見えます。小田城攻めの時にも見張りをする場所だったのでしょう。
2022.5.19(木)
宝篋山入口バス停9:53……小田休憩所10:15……11:25純平歩道出合……12:05常願寺コース出合(昼食)12:45……13:00宝篋山13:30……14:40要害展望所14:45……15:05小田休憩所……15:17宝篋山入口バス停
 崖の反対側から要害展望所を望みました。
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 山頂からは、小田城コースを下ります。まず山口コースを分け、次に純平コースを分け、山頂から1時間ほどで小田バス停への道を分けて小田休憩所へ向かいます。
 山頂に向かう途中、宝篋城跡に寄りました。南北朝時代に足利尊氏の家臣高師冬が南朝方の北畠親房が頼った当地の小田城を攻めたときに本陣を置いたところだそうです。大きな空堀や土塁も残っています。
 休憩してから30分ほどで常願寺コースとの合流点に出ます。手前の林の中にある岩場で昼食にしました。眺めが良く、五月の爽やかな風が吹いていてとても気持ちの良いところでした。
 極楽寺公園から1時間ほどで純平歩道に出ました。ここで一休みです。純平歩道を右に進み、分かれ道を左に登ります。富士岩という大きな岩がありました。ハイキングマップには、このあたりに大岩群の標示があります。
 最後は葵の滝です。
 白滝です。落差約5m、岩の面が赤く迫力がありました。
 沢沿いの道を登ります。だんだん道が急になり、滝が次々に現れます。最初の慈悲の滝です。
 小田休憩所から10分ほどで「忍性記念極楽寺公園」に着きました。鎌倉極楽寺の忍性が不況を始めた場所で、このあたり一帯にたくさんの堂宇があったそうです。園内のキショウブが盛りでした。少し上には鎌倉と同じような石造の立派な五輪塔があります。
 土浦駅から関鉄バスで30分ほどで宝篋山入口バス停に着きました。小田休憩所に寄って足回りなどを整えて歩き始まました。右の道を進むと前回登った常願寺コースです。今回は、極楽寺コースを登ります。前方には山頂が見えています。
 昼食から15分ほどで宝篋山山頂(461m)です。山頂期は鎌倉期の大きな宝篋印塔があって山名の由来になっています。筑波山がまじかに見えます。反対側には、霞ケ浦が見えます。見通しが良ければ太平洋の鹿島灘まで望めるそうです。気持ちが良いので30分ほどのんびりとしました。
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 大師堂の手前にお地蔵さんが並んでいました。
 小田バス停との分岐から30分ほどで小田休憩所の戻ってきました。汗をかいた服を着替えて、バス停に向かいました。